すごろくや祭2019 新作ゲーム体験レポート(1)目撃者たちの夜

目撃者たちの夜 ボードゲーム紹介

今日は、発売前の新作ボードゲームが体験できると聞いて、こちらの「すごろくや祭」というイベントに行ってきました。

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大人も子供も! ボードゲームの文化祭
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すごろくや祭とは

大人も、子供も、よっといで!!
『すごろくや祭(略して「や祭」)』は、日本最大級のボードゲーム専門店を東京・高円寺と神保町で展開し、オリジナルゲームや輸入ゲーム、書籍の制作販売・流通、イベント運営などなど、様々なボードゲームにまつわる事業を13年以上営む「すごろくや」が企画・運営する、600人規模の大型ボードゲームイベントです。

すごろくや祭イベントページより引用

新作体験レポート 目撃者たちの夜

『目撃者たちの夜』は、洋館内での殺人事件を題材に、1人ずつ【人から回ってきた人物1枚と山札からの1枚を、1枚は自分に、もう1枚は人に回す】を繰り返したのち、各自の目撃証言を元に殺人鬼の所在特定を推理するゲームです。

すごろくや祭ホームページより引用

いわゆる人狼・正体隠匿系のゲームで、プレイヤーの中に隠れている殺人鬼を見つけます。
特徴的だったは殺人鬼の決め方でした。

さっそく体験

最初、殺人鬼1枚を含めた役割が書いてあるカードの束から、カードを伏せて2枚が私にだけ配られ、役割を確認してくださいと言われました。
普通、役割は1人1つなのに私にだけ2枚も配ってどうするのかなぁ?と思ったら、そこから1枚を選んで他の人に伏せたまま渡してくださいというのです。えぇー!選ぶの!?
配られたのは一般人と共犯者(殺人鬼を助ける役割)うーん、どうしよう・・・
役割的に面白そうなのは共犯者なんだけど、うそをつくのは得意でないので共犯者を隣の人へ。

隣の人は共犯者になるのかなぁと思ったらそうではなく、隣の人には追加で1枚の役割カードが配られて、その2枚から1枚を選んでさらに他の人に渡してくださいというのです。
ほぉ~!だれがなんの役割か断片的にしかわからないのね!
これを繰り返して、最後の人は2枚のうち1枚を選んで、もう1枚は伏せたままテーブルの真ん中に戻して、全員の役割が決定。

ここからは全員で話し合い、それぞれの情報をたよりに全員で殺人鬼を探します。
殺人鬼と共犯者は、他の人が殺人鬼として疑われるように仕向けます。
結果、私たちは殺人鬼を探し当てることが出来ず、殺人鬼と共犯者の勝利。
殺人鬼役の人は大声で「よっしゃー!」と両手にガッツポーズをとって大いに喜んでいました^^

あそんでみて

残念ながら勝つことはできませんでしたが、役割カードの受け渡しは悩ましく、楽しかったです。
プレイヤーの誰もが情報を断片的に持つことが出来るのはいいなぁと思いました。
例えば人狼ゲームでは、村人だと情報が少なくて会話に困るのですが、これなら情報が同じようにあるので会話に入りやすいですね。
人狼好きの人はもちろん、ドラフトが好きな人も楽しめるのではないでしょうか。
私はあやつり人形を思い出しました。それの職業決めだけ濃くした感じです。

次回は、ついに日本語版が出る「クリプティッド」の体験レポートを公開します。