ワードゲームの Just One(ジャスト・ワン)が2019年のドイツ年間ゲーム大賞に選ばれました。
Just One ってどんなゲーム?
知らない人のために簡単に説明すると、Just One はヒミツの言葉を知らない1人に、他のメンバーがヒントを出し合い、ヒミツの言葉を推理してもらうパーティゲームです。
例えば、ヒミツの言葉が「チョコレート」なら他のメンバーは「甘い」「バレンタイン」「ビター」のようなヒントを各々のパネルに書きます。
その後ヒミツの言葉を知らない1人は、ヒントから推理してヒミツの言葉を答えます。
しかし伝えるヒントには制限があり、ヒントが被ってしまうとそのパネルは伏せなければなりません。つまりヒントが減ってしまいます。
他のメンバーと被らないヒントを考える必要があるのですが、それでも被ってしまったりと楽しいゲームです。
伝える・伝わるが楽しい
さて、本題のワードゲームがなぜ楽しいか?ですが、3つ理由があると考えています。
ことば遊び
いわゆる連想ゲームとしての楽しさです。
例えば「馬」なら走る音は「パカパカ」でしょうし、鳴き声は「ヒヒーン」です。
分類は「哺乳類」で「サラブレッド」といった品種もあります。
好物は「ニンジン」が有名でしょう。
こうした自由な発想は楽しいものです。
伝える
自分の気持ちが伝わると嬉しいですよね。
自由な発想の中から浮かんだ言葉の中から、何が一番通じるのか?
Just One なら他の人と被らずに伝えることができるのか?
それを考えることが楽しいのです。
推理する
数少ないヒントから答えを推理することも楽しさの一つです。
いったいどんな意図があってこのヒントを出したのだろう?
と想像すると、答えにも近づけます。
おすすめワードゲーム
コードネーム
スパイのコードネームのリストから、味方のスパイを当てるワードゲームです。
2陣営に分かれてお互いの陣営のスパイを当てるところが斬新なところ。
相手陣営のスパイを当ててしまうと相手の得点に。どちらの陣営でもないハントマンを当ててしまうと一発アウトとなってしまい、緊張感がありつつ「あぁ、それじゃない!」と笑いも起こる良いゲームです。
コンセプト
お題の言葉を言葉を使わずに伝えるちょと変わったゲームです。
ゲーム盤上に数々のカラフルなアイコンがあり、そこに無言でコマを置いていくことでお題を伝えていきます。
ことばを使わないので、意図のすれ違いが多くじれったさが楽しい良ゲーです。